2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

かいじゅうたちのいるところ

【BOOK REVIEW】 モーリス・センダック『かいじゅうたちのいるところ』神宮輝夫訳(1975年,冨山房)こんにちは。皆さんはよいクリスマスを過ごしましたか?私はというとまさかのインフルエンザに倒れ、とても切ないクリスマスでした…。まだまだ流行っているよ…

“かぎりなく死に近い生”

写真:2009年3月,マケドニアの肉屋にて撮影。 「死」とは一体何なのでしょう。私は最近、専らそのことについて考えています。どんな生物であっても、生きている限りいつか必ず死は訪れます。考えてみれば全く当たり前のことなのに、合理性と快適さに囲まれた…

犬養道子『人間の大地』

【BOOK REVIEW】 犬養道子『人間の大地』(1983年,中央公論社)少し前になりますが、11月20日は「世界こどもの日」でした。この日は今からちょうど20年前、国連総会で「子どもの権利条約」が採択された日にあたります。私は「世界こどもの日」のニュースきっか…