絵本溺愛


【ACCORDING TO STAFF】

本日は、スタッフをご紹介します。ポップアップ絵本を手に嬉しそうなのは、当ブログ執筆でおなじみのななせ。弊社では最年少ながら、国際情勢や政治の知識はダントツ。今朝も日刊新聞を手に事務所に駆け込んできました。

そん感じのななせですが、実は無類の絵本好き。ポップアップ絵本を手にしているのはポーズではないのです。というのは―

このショット、実は僕の友人のところにこの度めでたく赤ちゃんが生れ、その友人が事務所に絵本を探しに来た時に撮ったもの。絵本好きのななせが、絵本の「セレクション&リコメンド役」に抜擢されたのも当然のことでした。

この日、ななせがセレクトし用意した絵本は実に100冊以上。日本語のおなじみの絵本「ごろごろにゃーん」から、モーリス・センダックの傑作「かいじゅうたちのいるところ」、フランスの絵本、ドイツの絵本、東欧の絵本…果ては彼女が手にしているモンスターの手が飛び出してくる、コワイコワイ仕掛け絵本

「赤ちゃんなんだから、まだ漢字はムリでしょう」「国際化の時代ですから、このどこの国のコトバなのかすらワカンナイ絵本も、ぜひどうぞ」「これ、日本語版と英語版がありますから対訳教材にぜひ…」

これもいいナー。…と、そうこうしているうちに友人の手もとには、購入予定の絵本がうず高く積まれてゆきました。根っからの絵本好きに絵本を情熱的に薦められると、どうやら人は「瞬間湯沸し器的」に絵本好きになってしまうようです。コワイコワイ仕掛けですね、と遠くから仕事をしながら事の次第をあたたかく見守っていた僕でした。

生れたばかりの赤ちゃんが、絵本を通して「本」を好きになり、そこから多くの豊かなものを得ることのできる大人に成長してゆくことを、今、願わずにはいられません。

Text by YUUKI